コロナウィルスやインフルエンザなどまだまだ油断は出来ませんが、マスクを外しての生活が増えてきましたね。

11月25日は、11(いい)25(にこにこ)の語呂合わせから『いい笑顔の日』とされています。

長らく続いたマスク生活…白く綺麗な歯でいい笑顔の準備は出来ていますか?

寒くなってくると、温かい飲み物を摂ることが増えますよね。

 

お茶、コーヒー、紅茶、カフェオレ、ココア…

これらは歯を茶色く着色させる原因となります。

 

いい笑顔の生活を送るためにも歯の着色(ステイン)は避けたいですよね。

歯の着色(ステイン)はどのようにして付くのでしょうか。

今日はそのメカニズムと予防法についてお話します。

 

①ステインとは

「ステイン」とは、歯の着色汚れのことです。歯の表面に茶色い筋や点などが集まって部分的に強く茶色見えたり、歯の全体が黄ばんだりくすんだりしていきます。

②ステインが付くメカニズム

歯の表面のエナメル質を覆っている、ペリクルというタンパク質とお茶やコーヒーの中に含まれるポリフェノール・色素(主にタンニン)やタバコのヤニ(ニコチン、タール)などが結び付き、ステインとなります。

ステインは、時間の経過とともに歯に固着し、落ちにくくなります。
また、水に溶けにくい性質を持っています。
そのため、飲食後は歯磨きで予防することが大切です。

③ステインが付きやすい食品

ポリフェノールを多く含む食品はステインが付きやすいです。

これらを摂取した後はすぐに歯磨きをすることがステイン付着の予防になります。

 

すでに付いてしまったステインをセルフケアにて取ろうとすると、誤って歯の表面を削って傷を付けてしまったりする事もあります。

また、ステインの表面はザラザラしており、ステインと歯の間の段差もプラークを付着させる足場となります。

プラークの増加、歯石の付着を防ぐためにもステインの除去は定期的なメインテナンスをおすすめします。

 

白く綺麗な歯で『いい笑顔の日』を過ごしましょう。