寒さはまだ続きますが、日中は3月並みの暖かさの日も増えてきましたね。

今年の1月に毎日新聞デジタル版に

『「入れ歯、毎日洗わない」が4割 重大なリスク招く恐れも』

という記事が掲載されました。

 

入れ歯は毎日洗うものですが、今回の調査によると38.1%もの人が毎日洗浄していない実態が明らかになりました。

さらにその内の12.8%が入れ歯をまったく洗浄していないと回答しています。

 

入れ歯を洗浄しないとどのような事が起こるのでしょうか。

入れ歯を洗浄しないと入れ歯を温床にして口腔内細菌(プラーク)が増えます。

すると様々な炎症や疾患のリスクが高くなります。

 

入れ歯(デンチャー)に付着するプラーク(歯垢)のことを

デンチャープラークと呼びます。

デンチャープラークは歯に付着するプラークと全く同じという訳ではありません。

 

口腔内にはいくつもの細菌が存在しています。

その中でも入れ歯に付着して増えるプラークは

アクチノミセス・イスラエリ(Actinomyces israelii)という嫌気性細菌やカンジダ・アルビカンス(Candida albicans)という真菌やスタフィロコッカス アウレウス(Staphylococcus aureus)という黄色ブドウ球菌などが多いとされています。

 

デンチャープラークが付着した入れ歯を使い続けると

残存歯のむし歯・歯周病・口臭・口内炎・口腔カンジダ症などの疾患が増加することが予測されます。

また誤嚥性肺炎の原因のひとつともされています。

 

こうした疾患を防ぐためにも入れ歯は毎日洗って清潔な状態を保ちましょう。