今日は歯磨きのポイントについてお話します。

普段何気なく行っている歯磨きですが、効果を最大限に引き出すためにはいくつかのポイントをおさえなければなりません。

①歯ブラシを歯面にしっかりと当てる

歯ブラシを当てる際に注意しなければならないのが当てる場所です。

・歯と歯茎の境目

・歯と歯の間

・歯の噛み合う面

歯ブラシの毛先が同じ所だけでなく、歯全体にしっかりと当たるようにしましょう。

 

②歯ブラシは小刻みに動かす

歯ブラシを大きいストロークで動かしてしまうと細かい所には当たらず磨き残しが多くなってしまいます。
5~10mmの幅を目安に小刻みに動かし、1~2本ずつ磨くことを意識しましょう。

 

③1ヶ所につき20回程度磨く

歯の表面に付着しているプラーク(歯垢)は水に溶けにくく、歯の表面に粘着しているため、少し磨いただけでは取れません。
1ヶ所につき20~30回は磨くようにしましょう。

 

④歯ブラシを150~200g程度の軽い力で当てる

歯を磨く時に強い力でゴシゴシと当ててしまうと、歯ブラシの毛先は開き、かえって清掃性が落ちてしまいます。また、強い力により歯の根元が減ってしまい知覚過敏の原因にもなります。

軽い力で当てることで毛先の開きを抑え、歯ブラシの毛全体が歯面に当たるようになり清掃性が高まります。

一度実際にデジタルはかりやクッキングスケール等で当てる強さを確認してみるのも良いでしょう。